「終活」を学ぶ!おひとり様ならすぐにでも始めたい7つの準備

「終活」という言葉は、2009年 週刊朝日のコラムの中で使われたのが最初だと言われています。
このコラムでは、お墓や葬儀などの人生の終わりに関することを長期に渡って記事にしていたため、大きな反響をもたらしました。
「終活」という言葉と共に、その必要性を考えるきっかけとなり、今や誰もが知る言葉の一つになりました。 

 「終活」とは一般的には「人生の終わり方を考えること」とされています。
「人生の終わり方」を考えていく過程で、「残された家族に迷惑をかけないように」や「自分の医療や介護、そして死についての思いを家族に知っておいてもらいたい」という思いが生まれ、その準備も含めて総合的な捉え方が広がっているようです。

 今回は「おひとり様」と言われる方々の「終活」にスポットを当てていきます。

現代社会において「おひとり様」は、決して特別なことではなくなってきていることは周知のとおりです。
核家族化・少子高齢化が進み、夫婦世帯と単独世帯を合わせると今では60%を超えています。
そして夫婦世帯で暮らしていても、配偶者が亡くなれば「おひとり様」となるのです。

家族や子ども達は遠くで暮らしていることもありますが、日常的な生活は「おふたり様」または「おひとり様」というわけです。

それでは、「おひとり様」の「終活」は、そうでない方と何が違うのでしょうか。
そしてなぜ「おひとり様」こそ「終活」が必要なのでしょうか。
そして安心できる老後のためにするべき「終活準備」について一緒に考えていきましょう。

おひとり様が終活でするべき7つのこと

  1. 「終活」を学ぶ
  2. 自分の持ち物の整理・片づけと断捨離
  3. エンディングノートを書いてみる
  4. 遺言状の作成
  5. 任意後見制度の手続き
  6. 死後事務委任契約
  7. 葬儀やお墓の生前契約
終活

 初めに、誰もが「終活」に取り組む意義、誰もが「終活」で最初にやっていきたい3つのことを考えてみましょう。

老後の終活準備が必要なわけ

 「死」は誰にでも平等に必ず訪れるものです。
だからこそ、「人生の終わり方」についてすべての人が考えていく必要があります。
一人一人の意思が尊重され、個人の思いが大切にされる昨今では特に重要です。

だから「医療、介護、葬儀、お墓、そしてお金」に対する自分の思いを家族に伝えておくことはとても大切なことなのです。
またそれと同時に「持ち物の片付けや断捨離」は人生を振り返るためにも必要なことです。

故人が何を大切にしてきたのかも遺族に伝わりますし、おひとり様の場合は、周りに迷惑をかけることもありかもしれません。

おひとり様の場合

  • 医療や介護が必要になったときに頼れる人がいない
  • 孤独死をして周りに迷惑をかける

ということも起こります。

病院に入院するときや、施設に入所するときも、保証人や代理人が必要な場合が多いですし、万が一、一人暮らしの時に孤独死をすると遺品整理や葬儀も大変なことになります。

「おひとり様」は、「人生の終わり方」を考えてその手続きをするためにも、今後の老後を前向きに安心して過ごすためにも「終活」に取り組む必要があるのです。

だれもが「終活」で最初にやっていきたい3つのこと

「終活」を意識しても、何から手を付けたらよいのかわからない方も多いと思います。
「終活」の範囲はとても広く、調べたり、考えたり、することは沢山あります。
でも、最初にやると良いと私が良いと思うことは、以下の3つだと考えています。
最初にこの3つに取り組んでいく過程で、自分にとっての必要な「終活」が見えてきます。

①「終活」を学ぶ

本やインターネットを検索すると、様々な「終活」に関する情報が溢れています。自分の興味のあることから調べたり、読んだりしてみることをお勧めします。

「終活」に取り組むときのキーワードは「健康・医療」「介護」「保険」「相続」「葬儀」「お墓」などがあります。
また「ライフプラン」「お金」なども大事です。

自分の興味ある所から学んでいったらどうでしょうか。

②自分の持ち物の整理・片づけと断捨離

私が特にお勧めするのは、「自分の持ち物の整理・片づけと断捨離」です。
長い人生を歩んできて、自分の持ち物が増えすぎていませんか?
「いつかは着るかも」「いつかは必要になるかも」・・そんな気持ちでため込んでいるものはありませんか?

「本当に必要なもの」を考えていくと「終活」に繋がります。
私は終活を始めようと思ったとき、まず「断捨離」から取り組みました。
親との関係、家族との関係、自分の歴史、全て「断捨離」をする中で整理されていきます。

そして、「捨てる」ことにより、物理的な空間と精神的な空間が広がります。そして自分の大切なものを確認でき、きっとこれから取り組むことまで見えてきますよ。

③エンディングノートを書いてみる

書店に行くと「エンディングノート」関係のものが沢山並べられています。
またネット通販でも検索すると沢山見つけることができます。
またノートを一冊買ってきてオリジナルのエンディングノートを作成したり、パソコンで書いて保存したりするのも良いでしょう。

エンディングノートは形式や内容にも違いがありますので、これはご自分の書きたいものを選ぶことが一番です。
項目が沢山あってどこから書いたら良いのかわからなくなったり、選んだつもりでも記入項目が多くて「私には無理かな」と思うこともあるかもしれません。

全てをいっぺんに書こうと思わず、できることから書き始めることが大事です。
見直しもしていきましょう。

特に「おひとり様」が「終活」でやっていきたい4つのこと

最初に誰もが取り組む3つのことに加えて、「おひとり様」には特に取り組んでいただきたいことが4つのことを考えてみましょう。

①遺言状の作成

子どもがいるけれども、一緒に住んでないという「おひとり様」の場合と、全くの「おひとり様」の場合には違いはありますが、基本的には「遺言書」があったほうが良いでしょう。

特に全くの「おひとり様」の場合、遺言書がなければ財産は国のものになってしまいます。

残す相手がいないときでも、遺言書があれば、関係していた事業所や施設への寄付や、大切にしていた友達に贈ることもできます。

②任意後見制度の手続き

「後見制度」には「法定後見制度」と「任意後見制度」があります。「法定後見制度」は、認知症等が進み、判断能力が不十分な方に対して本人を法律的に支援する制度ですが、「任意後見制度」は本人がまだ判断能力があるときに信頼できる特定の方に後見人になってもらい、財産管理や、介護・医療などのサービスの利用に関する事務手続きなどを代行してもらうという契約です。

「おひとり様」の場合、この制度の利用が安心に繋がります。

③死後事務委任契約

死後事務委任契約とは、亡くなった後に必要な手続きを代行してくれる人と結ぶ契約のことです。死後事務委任契約は、親族や友人、弁護士、司法書士や行政書士などの信頼できる人への依頼ができます。

死後事務委任契約をしていれば、近くに頼れる親族がいなくても、亡くなった後の手続きをスムーズにすることが可能です。

人が亡くなった後にする手続きは、意外に多いので、親族が行うときもとても大変な作業になります。それを託す人を決めておくと、安心することができると思います。

死後の事務とは?

  • 病院や施設等への支払い
  • 葬儀の手続き
  • 死亡届の提出
  • 公共料金やクレジットカードなどの手続き
  • 健康保険や年金の資格を抹消する申請
  • 遺品整理              

などがあります。

葬儀やお墓の生前契約

生前契約とは、生前に葬儀やお墓の契約を済ませておくことです。葬儀やお墓の生前契約を事前にしていると、お葬式や納骨まで円滑に行うことが可能です。

残された家族への金銭的・精神的な負担を減らせるとともに、自分の希望通りの葬儀やお墓の在り方を決めておくことができます。

終わりに

生前契約

「おひとり様におすすめする終活7選」

  1. 「終活」を学ぶ
  2. 自分の持ち物の整理・片づけと断捨離
  3. エンディングノートを書いてみる
  4. 遺言状の作成
  5. 任意後見制度の手続き
  6. 死後事務委任契約
  7. 葬儀やお墓の生前契約

誰もが「終活」に最初にやっていきたい3つのことは

  • 終活を学び
  • 自分の持ち物の整理・終活と断捨離
  • エンディングノートを書くこと

そして、「特におひとり様がすぐにでも実践して頂きたいこと4つ」は以下です。

  • 遺言状の作成
  • 任意後見制度の手続き
  • 死後事務委任契約
  • 葬儀やお墓の生前契約

もちろん、終活は「おひとり様」であっても、そうでなくても、自分の「最後の迎え方」として誰もが考えていく必要があります。

誰もが訪れる「最後の時」を安心して迎えることができるように、一つ一つ早めに準備を重ねていきましょう。

参考 【いい葬儀】こんな冊子が欲しかった!相続・葬儀・お墓など。今さら聞けない終活についての冊子を無料でプレゼント

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