高齢者におすすめの常温・冷蔵宅配弁当は?6社のサービス内容を徹底比較

健康バランスの整った料理を、自宅に届けてくれる宅配弁当サービス。高齢者の食生活を支える味方として、人気が高まっています。しかし、一口に宅配弁当といってもさまざまな業者があり、どこを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は宅配弁当サービスの中から、高齢者向きで、「常温」・「冷蔵」タイプのお弁当を取り扱っている業者をピックアップ。届いたらすぐに温かい食事ができる「常温」と、届いてから自分の好きなタイミングで、レンジでチンして食べられる「冷蔵」。その違いに加えて、各社でどのような特徴があるのか比較しました。

宅配弁当の利用を検討している方は、ぜひご自身やご家族の健康状態に合ったお弁当を見つけて、快適な食生活を始めましょう。

今回は以下の6社を比較しました。

・「まごころ弁当」
https://www.magokoro-bento.com/

・「宅配クック123」
http://takuhaicook123.jp/

・「学研のあんしん配食」
https://www.cocofump.co.jp/haisyoku/

・「ワタミの宅食」
https://www.watami-takushoku.co.jp/category/bento 弁当

・「健康宅配」
https://www.kenko-webshop.jp/user_data/refrigeration.php

・「ベネッセのおうちごはん」
https://www.benesse-palette.co.jp/kodawari/

どんなお弁当があるの?各社の特徴をチェック!

宅配弁当は大きく分けて「普通食」・「制限食」・「介護食」があり、違いは以下の通りです。

  • 「普通食」:食事制限はしなくてもよいが、栄養バランスの整った食事がしたい人向け
  • 「制限食」:カロリー・糖質・塩分・タンパク質などの制限をしなければいけない人向け
  • 「介護食」:噛む力・飲み込む力が弱くなった人向け

高齢者の場合、制限食・介護食の有無を重視される方も多いでしょう。各社の取り扱いはどうなっているのか比較してみました。

宅配弁当業者 配送状態 普通食 制限食 介護食
まごころ弁当 常温
宅配クック123 常温
学研のあんしん配食 冷蔵・常温 × ×
ワタミの宅食 冷蔵 × ×
ベネッセのおうちごはん 冷蔵 ×
健康宅配 冷蔵 × ×

普通食・制限食・介護食の三拍子がそろった「まごころ弁当」「宅配クック123」は、さまざまな健康状態の高齢者にとって利便性が高いです。では、各社の特徴をもっと詳しく紹介していきますね。

調理方法の個別対応が優しい「まごころ弁当」

まごころ弁当は、常温でお届けする高齢者専門の宅配弁当サービス。一人ひとりの健康状態に応じた調理方法に、丁寧に対応してくれるところが嬉しいポイントです。

例えば、食感を楽しみたい人向けに、料理を1口サイズにカットしたタイプや、噛む力が弱くなった人向けに細かく刻んだタイプ、飲み込みが困難になった人向けに、刻んでとろみを付けたタイプなどが選択できます。季節ごとにメニューを入れ替えているので、飽きが来にくいところも魅力です。

選べるコースが豊富!「宅配クック123」

宅配クック123は、常温でお届けする高齢者専門の宅配弁当サービス。選べる制限食・介護食の種類が多いことが特徴です。

やわらかく調理された「やわらか食」「ムース食」にとどまらず、消化機能が弱っている人向けの「消化にやさしい食」や、透析治療中の人向けに「透析食」も取り扱っています。

また、朝食は用意していない業者も多い中、朝食用のパンやおじやのセットも販売されています。全国チェーン展開されているため、幅広い地域で利用することができますよ。

関東中心にサービス展開「学研のあんしん配食」

学研のあんしん配食は、高齢者向け住宅を運営している「ココファン」が取り扱っている宅配弁当サービス。今のところ関東を中心にサービス展開しています。

徹底した温度管理のもと、おかずは冷蔵・ご飯は保温でお届けするスタイル。お弁当のコースは普通食のみなので、食事制限が無くしっかり噛んで食べることができる方に向いています。

高齢者向きに作られているため柔らかく、管理栄養士が献立を考案しているため栄養バランスはバツグン。ご飯は大盛りも選べるので、たくさん食べる方におすすめですよ。

お手頃サイズからボリューム満点まで選べる「ワタミの宅食」

幅広い年齢の人向けに冷蔵宅配弁当を取り扱っているワタミの宅食。食材20品目以上・おかずの種類が5種類のボリュームたっぷりのお弁当や、小食の人・小腹が空いたときに嬉しい、小さめ・お手頃価格のお弁当など、取り扱っているお弁当のコースはさまざま。

料理のだしに一般的によく使われるかつお節・昆布に加えて、白菜だしを使うなど、繊細な風味にこだわっています。季節を感じる食材も多く使用しているので、彩りがよく食欲をそそるお弁当です。

おかずの種類が多い!「ベネッセのおうちごはん」

ベネッセのおうちごはんは、おかずの種類の豊富さが目を引く冷蔵宅配弁当。普通食は7~8品・介護食は5品のおかずを楽しめます。1つのお弁当の中で魚・肉を両方味わえたり、鶏肉と豚肉が入っているメニューもあったりと、さまざまな食材が使われているのもポイントです。

噛む力が弱くなった人向けの「やわらか食」は、不足しがちなタンパク質をしっかり摂取できるよう、普通食より少量のお弁当でありながら、同量のタンパク質が補えるよう工夫されています。

野菜づくりにこだわった「健康宅配」

地元埼玉県の農事組合法人が、丹精込めて作った野菜を使用している健康宅配。健康な土づくりにこだわり、化学肥料や農薬をなるべく使用しない農法で、美味しい野菜を作り上げています。

配送エリアが限られる冷蔵タイプだけではなく、全国配送に対応できる冷凍宅配弁当の取り扱いがあるところもポイント。冷蔵タイプでは制限食のみの販売ですが、冷凍タイプでは普通食・介護食も販売されていますよ。

安否確認はついている?高齢者の見守りサービスで比較

お弁当を自社のスタッフが手渡しでお届けすることで、高齢者の安否確認も兼ねている業者があります。ただ、手渡しをしているからといって、安否確認まで行っているとは限りません。各社の取り扱いは以下の通りです。

宅配弁当業者 安否確認 配送状態 配送スタイル
まごころ弁当 常温 手渡し
宅配クック123 常温 手渡し
学研のあんしん配食 常温・冷蔵 手渡し
ワタミの宅食 冷蔵 手渡し
ベネッセのおうちごはん × 冷蔵 手渡し
健康宅配 × 冷蔵 エリア外は宅配業者が配送

常温の宅配弁当を取り扱っている3社は、すべて安否確認サービスを行っています。その中でも「まごころ弁当」は、別途料金を支払うことで、お弁当を購入せずとも、安否確認だけ利用できることが他社と違う特徴です。

「ワタミの宅食」は安否確認までは行っていませんが、同じ地域に暮らす「まごころスタッフ」がお弁当を直接手渡しすることで、ただ届けるだけではなく、高齢者とのコミュニケーションを大切にする取り組みを行っています。

最低注文個数・最短配送日・消費期限を比較

1回の注文で届けてもらえる最低個数・注文してから届けてくれるまでの日数・消費期限は以下のようになっています。

宅配弁当業者 最低注文個数 最短配送日 消費期限
まごころ弁当 1食 翌日 HPに記載なし
宅配クック123 1食 翌日 2時間以内
学研のあんしん配食 1食 契約後、翌日から 2時間以内
ワタミの宅食 5食 水曜日までの注文で翌週から 当日22時まで
ベネッセのおうちごはん 1食 翌日 当日22時まで
健康宅配 2食 5日後 翌日14時まで

1食分を翌日に届けてくれる気軽さがあるのは「まごころ弁当」・「宅配クック123」・「学研のあんしん配食」・「ベネッセのおうちごはん」です。

ただ、「学研のあんしん配食」はお弁当の注文をする前に契約手続きが必要になります。「ワタミの宅食」は、「日替わりの献立をバランスよく食べて欲しい」という思いから、5日・7日単位での注文です。

また、冷蔵タイプであっても消費期限は当日や翌日までとなっていて、日持ちはしませんので気を付けましょう。

お手頃価格を重視したい!価格帯・送料で比較

継続して利用することを検討しているのであれば、価格の安さを重視する方も多いでしょう。各社の1食あたりの最低価格・送料を比較した表がこちらです。

宅配弁当業者 1食あたりの価格(税込) 送料
まごころ弁当 352円~ 無料
宅配クック123 540円~ 無料
学研のあんしん配食 594円~ 無料
ワタミの宅食 490円~ 無料
ベネッセのおうちごはん 590円~ 無料
健康宅配 756円~ 配送エリア内であれば無料

※2020年8月現在

低価格で特に目を引くのは「まごころ弁当」。「小町」というメニューで、おかず3種+ご飯が入った小食の方向けのお弁当です。最も価格が高いメニューは「健康宅配」の「すこやか膳」。塩分・カロリーを調整した制限食で、おかず3種類が入っています。

今回比較した業者は自社で配送まで行っているため、送料無料で届けてくれます。ただ、その分販売エリアが限られているため、お住まいの地域によっては利用できないところもあるので注意しましょう。

また、介護食だけに注目してみると以下のようになります。

宅配弁当業者 介護食の価格(税込)
まごころ弁当 594円~
宅配クック123 777円~
ベネッセのおうちごはん 960円~

※2020年8月13日現在

3社とも、おかずのみでご飯が付いていないお弁当の価格です。介護食で注目しても「まごころ弁当」の価格の安さが目立ちます。価格が最も高い「ベネッセのおうちごはん」は柔らかさに加えて、おかずの数が5種類と豊富・タンパク質の多い食材を使用するなどのこだわりがあります。

高齢者にもおすすめ!通販で買える冷凍宅配弁当6社の特徴や価格を比較

まとめ

以上、高齢者向けの常温・冷蔵の宅配弁当サービスを比較しましたが、いかがでしたでしょうか?

中には初回限定で無料試食ができる業者もありますので、どこにしようか決めかねている方は、実際に食べてみることをおすすめします。価格・サービス内容・味のバランスを考えたうえで、継続して利用する業者を選ぶことが大切です。

また、今回は「常温」「冷蔵」の宅配弁当を厳選して紹介しましたが、販売エリアが限られることや、保存がきかないなどのデメリットがあります。その点、「冷凍」の宅配弁当は全国配送に対応しているところが多く、長期保存が可能ですので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。