今やグローバルスタンダード「魔法の花」プリザーブドフラワーを手作りしよう

プレゼントでお花をもらうと、とても素敵で嬉しいものですよね。

お花屋さんの店頭に並んだ色とりどりの花々に目を惹かれることも多いでしょう。お花を花瓶に入れて飾ると、お部屋の中が一気に華やぎます。でも、残念ながらその美しさは長持ちしません。特に、高温多湿の夏場は、わずか1日2日でお花がしょんぼりしてきてしまったり…。

あろき

1日は言いすぎかな。でも特に夏場はメンテナンス(水替え等)しないと長持ちしないのは事実ですね。しかし花好きの方の中には短期間で枯れる花が好きという方もいるので花持ちしないから生花がダメという訳ではないと思います。

また生花は香りも強いので食卓にはそぐわなかったり、花粉にアレルギーを持つ人にとっても困った点があります。

お花のある生活って憧れますが、でもそんな欠点があるのも確かです。

あろき

今病院等でも、お見舞いの生花持ち込み禁止のところが増えていますね。

プリザーブドフラワーとは

お気に入りのお花をなるべく長く楽しみたい!プリザーブドフラワーは生花の美しさをそのままに、長く楽しめる加工を施したお花です。しかもお水を上げたり取り替えたりする必要がありません。

「プリザーブド=preseved」とは「保存された」という意味があり、すなわち「保存された花」とということになります。「花の美しさを今のままキープし続ける花」とご紹介したほうが分かりやすいですね。

生花の一番美しい時期に色素を抜き取り、特殊な染料で色付けするため、生花にはないような色やグラデーションを出せるのもプリザーブドフラワーの魅力と言えるでしょう。また何といってもプリザーブドフラワーは、とっても長持ち!湿気が少ないヨーロッパでは5年から10年も持つと言われ、高温多湿の日本でも少し工夫をすれば5年ほどは持たせることができます。

「母の日」暑すぎて生花は怖いなと思うならプリザーブドフラワーです

世界中に広まったきっかけは?

1991年にフランスのヴェルモント社によって開発された「プリザーブドフラワー」始めの頃は、あまり世に知られることはありませんでした。

生花はとても美しくて華やかですが、日持ちせず重いといった弱点を持っています。これを見事に克服してくれた「プリザーブドフラワー」に、次第にフラワーデザイナー達が注目し始めます。そして次々と作品に取り入れられるようになったのが、世界中に広がるきっかけとなりました。

どんなお花が向いているの?

プリザーブドフラワーに向いているのは大きめな花で、花びらの数が多く、また花びらにしっかりと厚みのある花が良いでしょう。小さなお花や薄い花びらのお花は、加工の過程で花びらが取れてしまったり傷ついたり破れたりしてしまう恐れがあります。

例えば、バラ、チューリップ、カーネーション、あまり大きくないヒマワリ、ガーベラ、などがおすすめです。いずれも花びらが大きめですね。

一方、桜やコスモス、梅などはプリザーブドフラワーには向いていません。どれも季節を彩る綺麗な花なので、一年を通して楽しめたら嬉しいのですが…残念、咲き誇るその季節にしっかり楽しむほうがよさそうです。

まず、傷や傷みのない綺麗なお花を選びましょう。傷や傷みがあると、せっかく加工しても長持ちしない可能性があります。さらに、あまりにも満開だと加工作業中に花びらが取れやすくなってしまいます。六分咲きか七分咲き程度の新鮮なお花を選びましょう。

身近な材料で作ってみよう~準備編~

さて、お花を用意できたところで、さっそくプリザーブドフラワーに加工してみましょう。市販の薬液を使って作ることもできますが、なんとドラッグストアなどでも手に入る身近な材料を使って作ることもできるんですよ。

材料
*グリセリン:薬局やドラッグストアで手に入ります。500㎖1000円前後で売っています。
*消毒用エタノール:グリセリンと同程度の価格で、同じく薬局やドラッグストアに売っています。
*水:薬局やドラッグストアで精製水を売っていますが、湯沸かしして冷ました水でも大丈夫です。
*色付けのためのインク:文房具店にある万年筆の詰め替え用のカラーインクを使いますが、プリンター用詰め替えインクでも大丈夫。こちらなら、100均でも手に入ります。白いプリザーブドフラワーには、こちらのインクは必要ありません。

身近な材料で作ってみよう~作業編~

材料が準備できたら、さっそく作ってみましょう。

① プリザーブドフラワーにしたい花を密閉容器の中に入れます。消毒用エタノールを静かに注ぎ、密封してから丸一日置きます。(注意!消毒用エタノールは、アルコールなので火気厳禁です!!)

② 色付けをします。別容器にグリセリンと水を2対1で入れ、好みのインクを数滴たらして混ぜます。それを電子レンジなどで35度程度に温めます。染色のための薬液をお花に綺麗に染み込ませるため、この温度がポイントです。

③ ①の花をそっと取り出し、別の空の密閉容器に入れ、②を静かに注いで花に色がつくまで一日程度置きます。

④ 花を取り出し、スポンジ等に挿して風通しの良い場所で十分に乾燥させます。ここでしっかり乾燥させないと、お花が水を吸いやすく長持ちしません。なかなか乾燥しない時は、ドライヤーをやさしく当てて乾かすか、シリカゲルにやさしく埋めて乾燥させます。

⑤ 完成!

カラー

生花に多彩なカラーがあるように、「プリザーブドフラワー」にも素敵な色合いが用意されています。プレゼントにするなら贈る相手に合わせたカラーを選んでみると喜ばれますね。

ピンク】女性に一番人気のカラーです。
安らぎ・優しさ・愛情を意味します。

ブルー】落ち着いた色合いで、心静かに過ごせます。
信頼・誠実・知性・集中力を意味します。

レッド】力がみなぎり、勇気をあたえます。
情熱・活力を意味します。

イエロー】まわりを明るくしてくれます。
元気・活発を意味します。

【ホワイト】スタート、始まり、純粋といったイメージを与えてくれるカラーです。
清潔・信頼を意味します。

【パープル】落ち着いた雰囲気を持ち、どんな年代の方にも人気です。
高貴を意味します。

用意したフォトフレームに飾ってみても綺麗ですし、リースにして壁掛けに、ガラスドームに入れてもおしゃれですね!

あろき

個人的にはあまり人工的な色合いはおススメできないですね。

手間も時間もかかるために購入するとお値段も多少高価になりますが、自分で作るとカラーバリエーションも豊富にアレンジも効いて楽しめますよ。

そこに自分らしさもプラスしてプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

気を付けないといけないことは?どれくらい持つの?

上にも記述しましたが、プリザーブドフラワーを作るための薬液は、アルコールのため引火しやすいです。ストーブなど火気がある所では絶対に使用しないでください。また、窓を開けて喚起を良くし、ゴムやビニールの手袋を着用してください。(お花からのかぶれや、薬液による手荒れを保護するため)

きちんと水分を抜き、薬液が十分に浸透し、さらにちゃんと乾燥させて完成したプリザーブドフラワーは、手作りのものでも約2年~3年程度持つそうです。

長持ちさせるコツ

プリザーブドフラワーは美しさが長持ちするように作られた花です。その期間は3年、条件を上手く合わせてあげれば5年はもちます。しかし、気をつけたい点が2つあるのです。

それは保存の仕方。とてもデリケートな花ですから、温度や湿度にはとても敏感です。

① ひび割れをおこす原因の高温多湿を避けること。
温度は18~25度、湿度は30~50%を好みます。

② 直射日光も色褪せや花びらの破れる原因になるので避けるようにします。
日の当たらない涼しい場所においてあげると良いですね。

私達にとっても快適と感じる温度、お花にも気を配ってあげると、花も色よく長持ちしてくれますよ。

※もしも花弁が透きとおってきたら、乾燥剤と一緒に容器に入れてしばらくおいてください。

お気に入りのお花で、オリジナルのプリザーブドフラワーを楽しみたいですね。

まとめ

お花を買った時、もらった時の嬉しい気持ちをそのままに、長く楽しむことが出来るプリザーブドフラワー。

この方法なら、お子様と一緒に楽しみながら作るのも、素敵かもしれませんね。皆さんもぜひ、気軽にご自宅でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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