「介護カルテ」病気1つしたことのなかった祖母の認知症介護が始まった

「介護カルテ」編集長(いつこんな肩書に汗;)のJINKOです。

介護カルテ#2
  • 介護対象者:80代女性
  • 投稿者:40代男性「えいちゃん」さん

JINKO

ウチの母もそうですが、デイサービスや施設等の利用を極端に嫌う高齢者の方って結構いらっしゃいますよね。まぁ当人の気持ちは大事ですが、軽度でも出来るだけサービスを活用してくれると助かりますよね。

在宅看護から施設へ入居

私の祖母は非常に丈夫で本当に病気などをしたことがありませんでした。
頭も体も達者だったのが80歳を過ぎた頃から少しずつ認知症が始まり最終的には85歳で亡くなりました。

家族としては両親と孫である私と弟の5人暮らしであり、祖母が病院を非常に嫌がることもあり可能な限り自宅で認知症介護を行っていこうと決めていました。
もちろん、本人が頭も体もしっかりしているうちは病院に1人で入れられることを非常に嫌がると言う自尊心も尊重しての判断です。

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自宅介護の始まり

最初はさほど気にはならなかったのですが、祖母の症状が徐々に進むにつれてご近所の目が非常に鬱陶しく感じられてきました。

それまでは祖母と親しかった近隣の方々が「最近おかしいわよ」「ぼけてきたわね」などと心ないことを口にすることが増えてきました。そして他人事かのように「大変ね孫なのにおばあちゃんがあんな状態で」と言われる始末です。

JINKO

田舎の人たちはご近所のゴシップ大好きですからね。

そして遂に祖母が徘徊を始めるようになってしまいました。
さすがにこの状況では在宅看護は難しく施設に入るという選択肢を家族で話し合いました。

できるだけ自宅で祖母を見送りたいと考えていたのですが、もうそういう状況ではなくなってしまいました。

この頃はまだ正気の状態の時間が長かったので、祖母には心臓の具合が悪いから入院することになったと嘘をついて病院に入ってもらっていました。

施設生活の始まり

両親と私と弟が毎日病院に短い時間でも顔を出すことをルーティーンにしました。
実際に祖母は我々が1日でも顔出さないと機嫌が悪くなり、病院のスタッフにも当たり散らすと言う状態になってきたのです。

ただ時として昔の優しいままの姿ni戻る時があるので、病院のスタッフの方々も苦慮されていました。

しかしここまでくると、さすがにもう一度家で頑張るかと言うような気力もなくなって少々心も折れかけていました。
さらに少しずつ体も弱っていたので認知症の対応だけではなく身の回りのお世話もして頂いていたので、いまさら在宅看護に戻るのは相当ハードルが高いです。

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施設や病院等を利用しることは決して悪ではない

よく、認知症の介護が必要になる高齢者を施設、病院等にお世話をお願いするようになると「かわいそう」「なぜ、自宅で面倒みてあげないの」といった他人事で論評する方々が出てきます。

正直なところ、私も少しそのような感覚を持っていました。

しかしながら、実際に認知症の介護が始まると1番まずいのは介護を行っている家族が共倒れになってしまうことです。
いかに大事な存在であろうとも残された家族が倒れてしまっては元も子もありません。

本人を大切に思う気持ちさえあればどのような形でも構わないので、共存できる環境を探すことが何よりも大事だと思いました。

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JINKO

私もどちらかというと在宅看護より積極的に利用できるのであれば施設や病院を利用するべきであると考えています。
とことんまでやって精神的にも肉体的にも崩壊する前に、専門家に相談して適切な対応を取っていきましょう。
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