ポケモンにも登場する世界最大の花「ラフレシア」と世界最小の花「ミジンコウキクサ」

私たちが日ごろお花屋さんや道端で目にする、色鮮やかな花々。数多くの種類の花があり、沢山の種類や色があることを、皆さんご存じだと思います。ですが、世界にはまだ見たこともない花々が存在します。

今回はそんな普段私たちが目にする機会のない花についてまとめました。

世界最大の花

世界最大の花をご存じだろうか。植物図鑑等で目にしたことがある方もいると思いますが「ラフレシア」と言う大きな赤い花がそれです。

アニメ「ポケットモンスター」にこのラフレシアの花をモデルにしたフラワーポケモンがいることから、もしかしたら子供たちのほうが名前に聞き覚えがあるかもしれませんね。

ラフレシアは、肉厚の花びらで90センチもの大きさの花をつけます。その花びらは固く、踏みつけると発泡スチロールの様にパリパリと割れるそうです。私たちが通常想像する花とは、だいぶ大きさも様子も違いますね。

この「ラフレシア」は東南アジアからマレー半島に分布する植物で、種類は細かく十数種類に分けられます。発見者のトーマス・ラッフルズにちなみ、「ラフレシア」と名付けられたこの花は、発見当初はその大きすぎる外見や毒々しい色、また異臭を放つことから、「人食い花」ではないか、と恐れられたとかの逸話があります。

変わった生態系のラフレシア

変わったことにラフレシアは茎も根っこも葉っぱもありません。木の根元などに、花だけが毒々しく咲いているのです。しかも植物なのに自ら光合成もしませんし根っこが無いので、水分を地面から吸い上げることも出来ません。

「ラフレシア」はどのように生息している?

「ラフレシア」はなんとブドウ科の植物の根っこに寄生して、その植物の栄養素を奪って生きている植物なのです。寄生される側の植物としてはたまったものではありません。「ラフレシア」は実際のところは」、人を襲って食べたりはしませんが、ブドウ科の植物を食べて生息しています。

ラフレシアはいつ見られる?

ラフレシアは、その大きさにもかかわらず、ほとんど目にすることが出来ません。そのため、植物園でも実物が咲いているところを目にすることは不可能です。と言うのは、ラフレシアの寿命は約2年と言われていますが、その2年間ずっと花を咲かせているわけではないからです。

他の植物の細胞に入り込んだラフレシアは、2年間かけてゆっくり成長し、その後大きな花を咲かせるのですが、その花はわずか2日から5日ほどで枯れてしまうのです。

花を咲かせている間、ラフレシアは強烈な臭いを発します。その臭いを発することで昆虫をおびきよせ、受粉させるのです。その臭いや毒々しい色の見た目などからでしょうか、ラフレシアの花言葉は「夢現(ゆめうつつ)」とされています。

見るものを夢とも現実とも区別がつかないような、この世のものではないような不思議な気持ちにさせる、そんな花なのでしょうね。

世界最小の花

では、逆に世界最小の花はどうでしょう。実は、世界で一番小さな花は、ここ日本にも生息します。ですが、普段私たちが生活する身の回りでは、見ることはなかなかできません。

その理由はまず、その小ささにあります。

世界最小の花の大きさ

世界最小の花は、なんと植物全体の大きさでも、わずか1ミリほど。「ミジンコウキクサ」と呼ばれる、水の上に浮く小さな小さな植物なのです。

一見すると小さな緑色の粒の様にしか見えない大きさですね。

この小さな葉にもちゃんとおしべとめしべがあります。「ミジンコウキクサ」には約0.1ミリほどの「くぼみ」があり、その中にあるおしべとめしべ。「くぼみ」自体も顕微鏡で20倍して見ても、たったの2ミリの大きさでしか見えず、その中にある小さな花なので、肉眼ではほとんど見えません。

あろき

それらしき画像のようなものが拡大されてあったのですが、正直みても何がどうなのかさっぱり分かりませんでした。なので画像貼り付けはなしです。

ミジンコウキクサのはえる地域

「ミジンコウキクサ」は、日本を含むアジアや南北アメリカ、アフリカ、オーストラリアなど広く分布しています。日本では、関東・北陸より西から、九州沖縄などに定着して、ため池や水路などの水面に浮かぶ浮草の仲間です。

温暖で日当たりの良い場所を好み、水質に対する適応力も高いそうです。通常分裂して増殖し、花が咲くのは非常に珍しいとか。あまりに珍しすぎて、植物図鑑に写真が載っていないことも多いです。

8月から9月にかけて花が咲くそうですが、どんな花なのか一度見てみたいですね。

世界最小の蘭(ラン)

「ミジンコウキクサ」の小さな花はあまりにも見るのが難しいので、もう少し大きめで裸眼で見ることのできる花を探してみたところ「世界最小のラン」と言うものが存在することが分かりました。

その大きさは、実にわずか2ミリ!2009年11月に偶然エクアドルで、他のランの根元に生えているところを発見されたランだそうです。発見したのは、南米諸国の山林に生育するランを研究していた生態学者ルー・ジョスト氏。

他の種類の小型のランを温室で研究してい所、偶然発見されたこのランは、花びらの厚さが細胞一個分ほどの厚みしかないため、色はうっすら半透明で本当に小さいのですが、ちゃんとランの形をしています。

肉眼では見落としてしまいそうなほど、小さくて可憐な花ですね。

ちょっと古めの記事ですが、画像がありますので興味があれば覗いて見て下さい。
参考 アメリカの植物学者ルー・ヨーストが世界最小のランを発見wikinews

まとめ

この地球には、通常私たちが目にすることがないような、さまざまな種類の花が存在していることが分かりました。厳しい自然環境で、花たちは生き抜き子孫を残すために色々な形や大きさ、匂いなど、独自に姿かたちを長い年月をかけて進化させ、現在のような形になったのだと思われます。

自然環境は一時として同じ状態ではありません。環境に適応するため、今後も花たちは独自の進化を遂げ、私たちを驚かせ新たな発見をさせてくれることでしょう。

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